こんにちは、働くC#プログラマーのさんさめです。
WPFで開発していて、
こんなことを思ったことはありますか?
標準のButton、
クリック時の色分かりにくいなぁ…
基本的に見た目に文句はないが、
ごく一部分だけ変えたいという話です。
そんな時、
公式の実装を見ながら
夜なべしてコピペする。
これ、結構大変な作業です。
VisualStudioを使えば、
もっと簡単に、
テンプレートの一部分だけ変更することができます。
XAML デザイナーから標準のテンプレートがコピー可能
テンプレートの一部分だけ変更するには、
XAMLデザイナーの機能を使います。
XAMLデザイナーとは、
VisualStudioでxamlを開くと出てくる、
GUIが見えている領域のことです。
ここで、テンプレートを編集したい要素を右クリックし、
「テンプレートの編集」→「コピーして編集」
を選択します。
下の画像では、ボタンを右クリックしています。
すると、このようなダイアログがでてきます。
今回はこのWindowのボタンの見た目だけを編集したいので、
このまま「OK」を押します。
すると、xamlに
ボタンの標準のスタイルとテンプレートの実装がコピーされます。
こうしてみると、
ボタンの実装だけでもなかなか圧倒されますね。
実際にボタンをクリックした時の
背景色を変更してみましょう。
そして実行してみると…
他の見た目はそのままに、
クリックした時だけ背景色が赤くなるボタンが
簡単に完成しました。
これなら、色々試したい場合も、
エディットコンティニューが効くため
簡単に試行錯誤ができますね。
XAMLデザイナーは、
普段は使っていないという人も
おられるかもしれませんが、
こんな使い方もあるんです、という紹介でした。
まとめ
まとめです。
- 標準のテンプレートから見た目を少しだけ変更したい
- XAMLデザイナーの機能を使うと
標準のテンプレートをコピーできる - コピーしてしまえばあとは試行錯誤するのみ
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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